クロール済みーインデックス未登録の通知に関して
こんにちは、ブログ運営をしている中で、「クロール済みーインデックス未登録」という通知がサーチコンソール上に大量に表示されてゾッとした経験はないでしょうか。笑
「クロール済みーインデックス未登録」の原因は何?
なぜ「クロール済み – インデックス未登録」がSearch Consoleのページインデックス登録レポートに表示されるのかきになりますよね。
下記のようなページが「クロール済み – インデックス未登録」になる原因として考えられます。
- RSSフィード、XMLサイトマップ、robots.txt
- ページネーション(改ページ)の2ページ目以降のページ
- 重複コンテンツ
- 低品質なページ
- 誤検知(実はちゃんとインデックス登録されている)
- feed関連
インデックス登録させたい重要なページやコンテンツが Search Consoleのページインデックス登録レポートの「クロール済み – インデックス未登録」になってしまったら、上記の原因のいずれかに該当する可能性があります。
解決方法
まず、インデックス登録されていないURLの確認をしましょう。
まずは、インデックス登録されていないURLを確認しましょう。
Search Consoleの[インデックス] > [ページ]の順に表示すると下記のようにカバレッジの詳細が表示されます。
「クロール済み – インデックス未登録」の項目をクリックすると該当するURLが表示されます。
該当URLの属性に従って修正を加えていきましょう
RSSフィード、XMLサイトマップ、robots.txt の場合
これらのページは、インデックス登録させる必要がないため、対応しなくても問題ありません。
低品質なページ
低品質なページ、コンテンツ内容が薄いページというのは、ユーザーにとって役に立つ情報がないページのことです。文字数が少ないからといって低品質なページなるとは限らないし、何千何万文字あるからといって良いコンテンツとは限りません。
「クロール済み – インデックス未登録」に分類されていて、他の原因に当たらない場合は、低品質なページと認識されている可能性がありますので、ページの内容を見直す、関連する別のページと統合するなどの対策が必要になります。
誤検知(インデックス登録されている)
意外とよくあるのが「クロール済み – インデックス未登録」に表示されているが、実はインデックス登録されているというケースです。
確認方法として、Search ConsoleのURL検査ツールで確認、または調べたいURLを直接検索して検索結果に出てくれば(site:URLで検索)インデックス登録されています。インデックス登録されているのであれば、問題はありませんので、Search Consoleの更新が遅れているだけの可能性があります。しばらく様子をみてください。
site:URLで検索すると以下のような画面が出てきます。↓
カバレッジでfeed が大量にインデックス未登録されている場合
実は、Search Console の「クロール済み – インデックス未登録」に表示される「feed」は対策不要です。「え?」となりますよね ^ ^
ただ、Feedがインデックス未登録に表示されていると、低品質評価と判断された記事が埋没します。なので気になる場合は、Feedを除外したほうが有益なので対策を行いましょう。
該当するfeedページを除外する方法
やり方は簡単です。
- ダッシュボード
- →外観
- →テーマファイルエディター
- →右のサイドバーから「function.php」のページを選択
そこに以下のコードを貼り付けます。
add_action(‘template_redirect’, function(){
if ( is_feed() && headers_sent() === false ) {
header( ‘X-Robots-Tag: noindex, follow’, true );
}
});

設定は以上になります。
反映されるまでににタイムラグがありますが(場合によっては数ヶ月とも・・)でも今後feedに関してはnoindexが付与された形になりますので、「クロール済みーインデックス未登録」表示はなくなります。気になる方は必要に応じてご利用ください。
アクセスが集まらない場合(インデックス登録の問題に関して)
一概にアクセスがない、と言っても
☆②狙ったトリガーで”検索がされてないKW”を選んでいるからアクセスがないのか
で、その後の考察がかなり変わってきます。
なのでまずアクセスがこなかった問題がどこにあったのか、というところを確認することは大事です。
- ☆①狙っているKWの組み合わせで上位表示ができていないからアクセスがない場合
-
Taku こちらは、そのキーワードそのものには需要があったのに上位表示できていなかったという悔しいケースです。この場合はさらに
①-a>インデックスがされていて上位表示ができていないのか
①-b>インデックスがされていなくて上位表示ができていないのかにと分解して考えていきましょう。
①-a>インデックスがされていて上位表示ができていない
→この場合は、自分の記事が何位くらいに表示されているのか?をわかる範囲で確認
→ライバルが強いKWの組み合わせや検索意図(企業系サイトが多いKWの組み合わせなど)を選んでいる?
→自分のサイトを見つけられる場合は前後のサイトをブックマークして目星にしたり、なぜその位置になっているのかなど考察してみる
→自分の記事の書き方は、ライバルサイトと比べて検索意図はみたせているか?
→2KWばかりで攻めている場合は、3KW以上の具体的なKWを狙っていくなど対策①-b>インデックスがされていなくて上位表示ができていない
こちらの場合は、サーチコンソールが
①-b-1>検出-インデックス未登録になっているのか、
①-b-2>クロール済み-インデックス未登録になっているのかによっても考察が変わってきます。
①-b-1>検出-インデックス未登録の場合
→過去サイトにきているけど、サイト全体の質が低いと思われていてクローラーが回ってきてくれてないと考えられる(初心者時代に起こりがち)
→サイト全体で質が低い(検索意図に沿っていない)と思われる記事のリライト、修正または下書きに戻す①-b-2>クロール済み-インデックス未登録の場合
→しばらく様子を見てその記事自体がインデックスされるか確認してみる
→もし長引くようであれば、その記事自体が問題となっている可能性がある
→既にライバルが多いKWや検索意図を選んでないか(タイトル、中身などが似通ってないか)インデックス問題に関しては、テーマを変更したらインデックスされるようになったなどの事例もあるので、一概に言える部分ではないのですが、本質的なところで記事の質は大きく関わってくる部分になるので、
ここは小手先のもの(テーマ変更や、indexingAPI、パーマリンク変更)などを試して見た中でなかなか戻っていかないという場合は
この文章や構成は読みやすいのか(考えさせない)、ユーザーの検索意図に対して満足してもらえるような内容にできているか
などを考慮していただいて、サイト全体の記事の質を見直していくことが効果的です。
- ☆②狙ったトリガーで”検索がされてないKW”を選んでいるからアクセスがない
-
Taku こちらはそもそも「需要のある」キーワードを選べていなかったという残念なケースです。こちらの場合は考慮すべき点や改善点としては次のようなものがあります。
・狙ったネタの中で感情が動くポイント(トリガー)に対して、どう感じてどう検索するかの自分なりの予想、根拠に対して、実際は、どうだったのかをネタ元を見て考察してみる
→未来予測の場合は番組を見返してみる
→検索欲求の感情どれかに当てはまるような内容だったかな?・そもそも今回のアクセスを狙ったトリガー(放送やニュース)では、検索ボリュームの少ないKWの組み合わせを選んでいたのか?
→バズりずらい人物や話題だった?番組が面白くなかった?放送時間が短すぎた
→その番組内で放送されない(検索するトリガーがない)KWの組み合わせだった?
→狙ったKWの組み合わせがニッチすぎた?・ネタ自体は検索ボリュームがあったけど、狙ったKWの組み合わせが造語になっている?
→ただの単語の羅列になっていないか?(「阿部寛 結婚 子供」のような検索意図がわからない組み合わせ)
→世間が検索するKWと自分の選ぶ検索KWのズレがあったか
→自分の狙った検索意図は、他に言い換えられる表現はあったか?・そのネタでは実際どんなKWが検索されているのか?を探してみる
→そのネタで思い浮かぶさまざまなKWを検索窓に入力してみて、ライバルサイトの切り口をチェックしてみる、なぜこの人はこのKWを選定しているのかを考えてみる(切り口を学ぶ)
→サジェストを確認してみてどんなKWが出てくるかを確認してみる
インデックスがなかなかされない時の対処法
「インデックスされるのがとにかく遅い!」という方はこちらのコンテンツをご覧ください。
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