外注化戦略【実践編】※プロジェクト形式
プロジェクト形式というのは、多くの仕事を一人に任せたい時(専属契約)に使用する外注形式となります。
それでは早速クラウドワークスに登録をしていきましょう。
既に登録している人は再度登録する必要はないので、登録のフェーズは飛ばしてください。
クラウドワークスにログインしたら、募集する前の事前準備へお進みください。
➡️クラウドワークスの登録方法
専属の外注さんを雇って記事を書いてもらうことに挑戦してみましょう。一人のライターさんに絞ることをせずに、まずは2〜3人を採用することを目標にやっていきましょう。
➡️募集する前の事前準備
外注さんを雇った時にどのような形式で記事を納品してもらうかを決めておきましょう。
主な納品方法としては、
- テキストファイル
- ワードプレスに直接執筆し納品
主にこの2つになります。
ここでは2番のワードプレスに直接執筆してもらい記事納品をしてもらう手順でいきたいと思います、
もちろんテキストファイルで記事を納品してもらってもよいのですが、そこからワードプレスにコピペして見出しの設定をして画像を設定してなど、こちらの作業が増えますので、どうせならワードプレスに執筆してもらうようにしていきます。
➡️ワードプレスの権限設定
ワードプレスには権限というものが存在します。
- 購読者・・プロフィールくらいしか操作できないのであまり使用はしない
- 寄稿者・・記事作成のみ可能です
- 投稿者・・自分で記事公開、メディアなどを操作できる権限あり
- 編集者・・プラグインなど以外はすべて操作可能
- 管理者・・全権限(現在のあなた)
今現在あなたはもちろん管理者ですので全権限が使用可能です。
ただこのユーザー名、パスワードを外注さんに与えてしまうと外注さんが
外観やウィジェットなどすべてを操作できるようになり、
実質乗っ取り的な状態となってしまいます。
なので外注さんに与える権限として妥当なのが2番目に書いてある「寄稿者」か3番目の「投稿者」になります。
どのあたりまで、外注ライターさんに権限を譲渡するのかは、
・継続期間
・信頼関係
・ライターさんの能力、スキル
・どこまで自分の手を使わず自動化させたいか
などによって多少の違いはあるでしょうから、その時々のご自身の状況に合わせつつ、「寄稿者」「投稿者」あたりから使い分けるとよいでしょう。
こちらの設定方法は以下の動画にて解説していますので動画を参考にして行ってみてください。
➡️プロジェクト形式でのお仕事依頼手順
早速プロジェクト形式で仕事を依頼していきましょう。
お配りするひな形・テンプレートを使用すると非常に簡単に仕事依頼ができますので、まずは以下よりプロジェクト形式に必要なひな形・テンプレートをダウンロードしてください。
ダウンロード完了しファイルを解凍し、中にある『1.外注募集文章のサンプル』というtextファイルを開き、ご自身が募集したいジャンルに沿うように必要に応じて細部をリライト(書き換え)をしてください。
それが完了しましたら以下の動画手順に沿ってプロジェクト形式で仕事依頼をやっていきましょう。
【プロジェクト形式のお仕事依頼手順レクチャー動画】
仕事が依頼できましたら、あとはお仕事の応募があるのを待つだけとなります。
➡️外注さんにお渡しする教育マニュアルビデオについて
この外注マニュアルの流れにおいては、下記のライティングマニュアルビデオを外注さんへサンプル記事依頼時にお渡しするようになります。
こちらを渡すだけで基礎的なライティング教育というとてもめんどくさいフェーズを飛ばすことができます。
ただあなたが依頼するジャンルにおいてマニュアルの補足を制作しておくとさらにスムーズに外注ライターさんの教育を加速させることが可能です。
PDFなどに必ずやって欲しいことや注意点をまとめて渡すことをお勧めします。
・文章の語調は「だ、である」でお願いします。
・文章は主にガンガン主観で書いてください。
・取り上げる人が人の場合はその人を中傷するような内容は書かないようにしてください。etc..
まずは、お渡しするマニュアルをあなたご自身が内容を知らないというのはおかしい話になりますので必ず内容を自身で確認するようにしてください。
➡️サンプル記事を貰うタイミング
クラウドワークスに応募完了し、応募が実際に来ましたら次は応募者にサンプル記事を書くように依頼していきましょう。
依頼は契約する前(仮払い前)のフェーズのメッセージのやり取りの中で行いましょう。
サンプル記事を確認して合格の場合は、プロジェクト形式資料のひな形3(サンプル記事合格者へ送るひな形)を送り、内容に同意をもらうことができましたら契約で仮払いを行い、作業を開始してもらいましょう。
※合否の判断基準の目安に関しては下記に記してありますのでしっかりご確認ください。
➡️採用条件(サンプル記事合否判断基準)
応募があった時にはサンプル記事の提出をしてもらい、そこで合否を決めることになりますが、その合否の判断基準をここでは解説いたします。
<不採用ケース1>
お配りした募集用のテンプレートをお使いの場合は、応募時の条件として『応募時に下記アンケートへの回答をお願いします』ということを募集要項で記載するようになります。
応募してくる人の中には、このアンケートに回答せず、ただ「やる気はありますよろしくお願いします」だけの連絡をいただくことも少なくありません。
こういう場合は不採用にするようにしています。
このような方は、そもそも文章自体をしっかり読んでいないという状態で、現時点でこちらと会話のキャッチボールができていないのです。
今後あなたの記事作成を依頼しても丁寧に仕事をしてくれる可能性は低いですし、コミュニケーションも取りにくいとなると致命的になりますのでこういう場合はサンプル記事を依頼する前に不採用通知を送るのが無難でしょう。
不採用通知に関しましては、ダウンロードしていただいたひな形・テンプレート集の中にありますのでご活用いただけたらと思います。
<不採用ケース2>
サンプル記事を依頼してからサンプル記事の納品スピードを意識してみましょう。
サンプル記事提出期限は、依頼後3日以内くらいがいいでしょう。
もちろん早ければ早いほど良いのですが、期日を守れない人は不採用にしましょう。
お渡ししている雛形テンプレート資料内では、ある程度質高くアンケートに答えていただいた方向けの、サンプル記事提出を省いた手順での返信文を用意しています。理由
1)不採用者も含むサンプル記事1記事単位での支払いの手間を省くため
2)アンケートだけでもある程度そのライターさんの人となりは予測できるから
3)募集時にはサンプル記事を書いてもらいますと言及することで、やる気のある方だけにオファーを絞ることができるなどですね。どうしてもサンプル記事のオファーを出したい場合は、別途サンプル記事の書き方の詳細フォーマット(テキストファイルやワードでOK)、支払いのやりとり明細を先方とやりとりをするようにしてください。
<不採用ケース3>
基本的にレスポンスが遅い人は不採用にしましょう。
何に対してもレスポンスが遅い人はいずれ連絡が取れなくなる可能性もあります。
本業の仕事が忙しくても、一言くらいメールの返信くらいはできるはずですので、こちらがメッセージを送って3日以上経過する人などは不採用とするのが無難でしょう。
<不採用ケース4>
サンプル記事を貰ってしっかり条件通り記事を書いてくれていない場合はもちろん不採用としましょう。
特に文字数チェックやコピペチェックは必ず行うようにしてください。
下記のツールでコピペチェックが可能です。
- 募集要項で要求したことに回答しているか
- サンプル記事期限
- 連絡レスポンス
- 円滑なコミュニケーション
- 記事内容(文字数&コピペ)
以上のポイント踏まえて合否は決めていきましょう。
記事内容が少し粗削りであっても上記を満たしている外注さんであれば、教育が可能なので僕であれば採用します。
上記を満たしている人であれば、人間性も良い人が多く、さらにコミュニケーションもスムーズにできるので教育が簡単にできるのです。
こういう方は非常に貴重な存在ですので、ある程度のライティングであれば採用するケースも多いです。
➡️採用後
採用後はお配りしているひな形・テンプレートの番号順に進めていってください。
そして、契約後に送る資料(keywordingsheet)はこちらのgoogleスプレッドテンプレートを参照ください。
手順
- googleスプレッドシート(keywordingsheet)はご自身用にアレンジして、URLをライターさんに共有するようにしてください)
- お配りしているひな形資料・テンプレートの「ログイン情報と連絡先」をライターさんにお伝えください。
外注化作業KPIごとの作業工賃支払い額簡単早見表(参考)
Chatworkでの連絡をする際には
Chatworkのアカウント作成とコンタクト申請手順をこちらでお渡しいたしますので、ライターさんとの直接やりとりをすることになった際には、必要に応じてご利用ください。